50歳からトライアスロンへの挑戦(その8)
―RUNのトレーニングで青梅のトレランー
多くのトライアスリートは冬季はランニングに力を入れるようだ。
知り合いのトライアスリートのお誘いもあって、冬季のトレーニングとしてトレランをした。1月末に初めてフルマラソンに挑戦する予定でその準備でもある。
ただ、以前、忍野のトレイルランに出場したときは、ひどくきつくて終了後に足が肉離れになった覚えがある。「山は走るもんじゃない・・」とその時思ったことを覚えている。
―青梅駅からスタートー
知り合いのトライアスリートは市民としてはほぼトップクラスの選手だが、トレラン仲間で、フルマラソン4時間くらいの後輩を連れてくるとのことだった・・・早朝に青梅駅で待ち合わせをし、駅前のコインロッカー前で着替えを済ませる。
気温は1℃くらいだったろうか・・・少々冷えるが軽くウィンドブレーカーを羽織るだけで大丈夫だった。
―トレランにはまだ足ができていない―
スタートは8時過ぎだったと思う。はじめのうちは、快調に飛ばしていた。Nさんは、同行する私たちに気を使いながらゆっくり先導してくれた。途中、二度ほど補給のために立ち止ったが、18キロくらいまではなんとかついていった。高水寺も普通にクリアできた。行程ではかなりの標高差があり40度くらいあるのではと思うような急斜面も何度かあった。
18キロで一度、補給を兼ねて足を5分ほど休ませてしまったら、その直後の急斜面で両足の内太ももと腹筋に肉離れが起こった。ひどく痛んだので止まって休むがストレッチをするとよけいに肉が回転するような痛みを伴う・・・・
なんとか、治めて歩いてついていった。残りの4キロは、彼らの足をひっぱって待たせてしまった。同行してもらった、Nさんの後輩も涼しい顔で後半はペースが上がっていった。フルを4時間程度の走力とは話が違って、全然早いじゃないか・・・トレランのランナーはどうやらロードとは足の質が違うようだ。
あれ、写真の水平がなおらない・・・
あれ、ひっくり返ってしまって直せない
―標高差は1369m―
結局、みんなにずいぶん迷惑をかけてしまったが、4時間以上かけて完走した。
トレランのコースはほんとうにハードだと思った。標高差1369mを登ったようだ・・・よく考えると結構な高さの山を登ったことになる。トレランは厳しい。
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―その後、4日以上太腿の筋肉が硬直したまま―
結局、みんなに迷惑をかけてしまったが、その後もずっと、太ももの筋肉が硬直したままだ。大晦日にやっと12Kmほどジョグをしたので、なんとかあと数日で回復すると思うが、随分なダメージだった。
やっぱり、「山は走るもんじゃない。」と思う。でも、とてもよいトレーニングになったことは間違いない。