水中動画でのスイムの分析
―SWIMがいつまでたっても速くならない―
根本的な問題があると感じて、チームメイトが進めてくれた舟堀のスクールでフォームの水中分析をしてもらうことにした。
夕方に都営新宿線にのって申し込んだスクールに行ってみた。
一回のみの分析でトライアスロンのコースだったが、3名の受講生だった。
講師は福島弁?が少しある日焼けした女性で、いかにも速そうな講師だった。
―まず、立ち姿勢から―
スクールの概要は次のとおりだったが、詳細は省略している。
まず、起立したまま鏡のまえで、クロールの姿勢をやってみる。
丁寧にいろいろと教えてくれた。2ビートの足の動きがなんだかこんがらがる。
① かき手 >足のつま先を動かしてローリングを入れることがポイント
手の幅は肩幅より広めを意識するほうがよい。
② 引き手 >ローリングしているので腋から左右に体にそって平行に上げる
イメージ
③ キック >膝をちょっとまげて小さくボールを蹴る
④ 2ビート>かき手側と同じあしをキック
―水中動画での分析―
そのあと、生簀のような水流が流れるプールで、水中映像を撮影してもらった。
指導前はこんな感じだった。
排出口から水が出てくる仕組みで、水流の調節を講師が泳ぐ生徒を見ながら行う。
1.息継ぎなしで分析
水中映像、だめな泳ぎ方のとおり、次の指摘だった。
上手な受講生がいて、比べるとよくわかった。
① 差し込む手の位置が高い
② 差し込む手が肩幅より狭くなっている。これでは蛇行してしまう
③ 2ビートキックの足の順序がかき手の反対になってしまっている。
キックはリズムをとるだけでよいので、軽くける。
2.息継ぎして分析hh8
tiswim2
―息継ぎするともっとひどくなった。―
① 1.と同じ現象が、さらにひどくなる。
差し込んだ手はより肩幅より開くイメージを強くしたほうがよい。
② 引き手に合わせてローリングする。
③ 息継ぎを右ですると、左手の伸びがおろそかになる。
3.ヘッドアップ
トライアスロンなので、海から前方を見る必要があるため、ヘッドアップもやっ
てみたが、散々だった。
① タイミングがあっていない。ヘッドアップのタイミングは利き手側を差し込
んだときにヘッドアップすることがよい。
② 体の中心をぶれさせないように意識する必要がある。
―水中動画はかなりいい分析になった―
やっぱり、思った通り独学の泳ぎは「とんでもはっぷん」な2ビートと手の位置だった。これでは、速くならない。
さっそく、フォームを改善してみたいと思っている。