第17回うつくしまトライアスロン出場(一応完走した)
―スタンダードディスタンスのレースに出場―
かねてより計画中のオリンピックディスタンスのトライアスロンに出場した。
スイム1.5Km、バイク40Km、ラン10Kmのコースで、前回の昭和記念公園のレースの倍の距離となる。
いつもお世話になっている、コーチにNさんとご一緒させてもらうことになり、車で深夜の2時に出発して到着は6時頃になった。天候はあいにくの雨で、道路もドロドロだった・・
エントリー会場はすでに混雑しており、手続きを済ませて、憧れの「ボディナンバー(フィジカルナンバーシールというそうだ。)を貼った。かっこいいww
516名が出場したようだ・・・
レース開始は、9時だがその前の説明会や、準備体操のエアロビクスがある・・・ちょっと面白かった。
ウェットスーツは着たままで、きついので肩にワセリンを塗った。
―一応完走したが・・・―
結果は、総合で300番台後半になった・・・総合ではぎりぎりの2時間台・・・・とにかくスイムがきつかった。
成績は、スイムがほとんどビリに近く、バイクは中の下、ランは真ん中くらいの成績だった。
―スイムはプールとはまったく状況が違う―
世代ごとに別れたかなりの数の選手が2分間隔で3回スタートするが、スタートから10分くらいは、上に載られるし「ガンガン」ぶつかる・・・・ゴーグルはずれて水が入る・・・・ウェットスーツはきつくて肩が回らず、首のフェルトが取れる・・・猪苗代の透明度は低く、ほとんど水の中が見えない。
いくら腕を漕いでも進まない・・・・見えない水中をみながら泳ぐので蛇行が激しく、右に左にぐるぐる廻りながら泳ぐはめにった。
苦しいまま、いくら漕いでも進まないので、スキップ(棄権)することが頭をよぎった・・・・廻りにほとんど人気がなくなったころに、ようやくゴール近くに到着した。水深が浅いので最後の50mは歩くことに・・・・やはり、半年前まで泳げなかったスキルでは、にわかに本当のレースは厳しかった。
―バイクはスピードコースー
一転してその後のバイクは、下り坂の多いスピードコースなので、かなり速く進めた。平均速度32Km/hで、最高速度は58Km/hだった。エアロバーをつけた効果が覿面で平均スピードが向上した。
バイクでは100人近く抜いたので、きっと、成績はよかったろうと思ったら・・・・・ああ、勘違いだった。スイムで遅い人はバイクもかなり遅く、その人たちを抜いただけで、バイクの記録は中の下程度のまったく大したことのない成績だった。
その後、スイムのダメージもあって、バイクの後のトランジッションでトイレに並び用を足してしまった。8分以上ロスをした・・・・緊張が緩んでしまったようだ・・・・本気度が低いと思われてもしょうがない・・・
―ランはふつー―
その後のランは、平均の成績だったが50人以上は抜いた・・・・でも、遅い人ばかりだった。偉そうには言えないが、ランに関してはトライアスリート、あまり、たいしたことはないようだ・・・・上位に入賞されたNさんが、私の写真を撮ってくれた。
ようやくゴールしたが、バイクを40Km走った後のランは、内太腿が張り、腹筋肉も固まって痛くなる・・・はだしで走るので、靴擦れもできた。(ワセリンを塗るとよいようだ。)
―終わってから―
レース終了後は、ゴール会場から駐車場までの40Kmの距離を送迎バスで帰ることになるが3時まで、会津大学の表彰式に参加しなければならない。(とっとと帰りたかったが・・・)
会場では、長い挨拶に加えて、いろいろとイベントがあって、ソースかつ丼やカレーのサービスもあった。酒も出ているが運転があるので飲めない。(私は表で帰宅の運転に備えて寝ていた。)
私は、あまり、有名人や女子とツーショット写真を撮ることはない(というか苦手)なのだが、一緒に行ったNさんが、「オリンピック選手と一緒になることなんて、機会のないことなので、是非、写真を撮っときましょう」というので、なかば無理やりお願いして写真を撮ってもらった。(写真を見ると、にやけたおっさんなのが痛い(泣))
今回の招待選手で、スイムだけ2分前に模擬演習をしてくれた足立真理子選手
とても人気のあるトライアスリートでロンドン5輪で14位の選手だ。可愛いww
終わってみれば、スイムが死ぬほどきつく、その後のバイクの後のランもつらかったが、とても良い経験になった。私よりもはるかに高齢の世代のトライアスリートもがんばっている。
今回は、盛夏のレースでランのトレーニングはほとんどしていなかったし、出張が多くて不摂生も続き太った状態(体重73.5Kg(現実的なベスト体重は70Kg))でレースに出てしまった。最大の課題はスイムで話にならない水準だが、バイクもランもきちんと準備をすれば、あと、100人くらい抜ける気がした。
スイムを克服して、節制・トレーニングのうえ、再度、チャレンジし本当のトライアスリートになりたいと思う。